こんにちは。まじこです。
私が長野県に移住して驚いたことのうちのひとつ、それが「ホモソーセージ」と「ビタミンちくわ」です。
長野県民に愛され、料理やおつまみ、おやつなど食卓に出てくる機会が非常に多いこのふたつ。
「秘密のケンミンSHOW」に紹介されたこともあり、ここ数年で長野県民の熱愛フードとして浸透もしてきているようですが、県民以外は初耳の人が多いのではないでしょうか。
もちろん埼玉出身の私も主人と付き合う前まで知りませんでした。
(付き合ってるときご両親からの仕送りの中にホモソーセージとビタミンちくわが入っていたのが初対面)
インパクトのあるネーミングの「ホモソーセージ」と「ビタミンちくわ」。
今回は「ホモソーセージ」についてご紹介します。
※「ビタミンちくわ」についてはこちら
●「ホモソーセージ」の製造会社は東京の会社
「ホモソーセージ」を製造しているのは株式会社丸善。
1945年(昭和20年)設立、練製品・レトルト食品の製造・販売を行なっている会社で本社は東京都台東区上野です。「チーかま」の登録商標を持っている会社でもあります。
東京の会社ですが「ホモソーセージ」の出荷先は圧倒的に長野県が多いのだそう。
「ビタミンちくわ」と同様、こちらも長野県の会社ではないんですね。
●「ホモソーセージ」の「ホモ」の意味
ホモソーセージの「ホモ」は、英単語の“homogenizeホモジナイズ”(意味:均質にする)からとったものと公式HPに掲載されています。
魚のすり身を全体が均質になるよう、よく混ぜ合わせた生地を使用していることから『ホモ』という言葉を使っています。
現在では、「高品質でいつもおいしい」という気持ちも込められています。
●店頭での様子
写真は近所のスーパーの魚肉ソーセージ売り場。①は他社の、②③が丸善のホモソーセージコーナーです。
改めてしっかり見ると他社のもの含め魚肉ソーセージのバリエーションの多さに驚きます。そして、ホモソーセージが占める割合の多さにも…。
公式HPを見ると45g、85g、300gと太さの違いや束の数によるバリエーションがたくさんありますが、店頭だとさらに多くの種類があることがわかります。
●「ホモソーセージ」の食べ方
公式HPにレシピもありますが、長野県民はどのように食べるのが一般的なのでしょうか?
私の周りの人に聞き込みをした結果、おやつやおつまみとして、そのまま食べたり、焼いて食べたり、はたまたマヨや醤油マヨで味付けしたりして食べることが多いようです。
我が家では天ぷらにもします。長野県民の血をひく子どもたちはやっぱりその味がたまらないようで、普段は小食ですがホモソーセージの天ぷらは一瞬でなくなります!
あとはポテトサラダやナポリタンなど、ウインナーの代わりに使う場合も多いです。
私がポテトサラダを作るときウインナーやハムを使用することが多いのですが、たまにホモソーセージを使うと長野県出身の主人は「やっぱポテサラはこれだよな~♪」ととてもおいしそうに食べます。笑
●「ホモソーセージ」が食べられるお店
JR長野駅善光寺口から徒歩5分のところにある「大阪串揚げ加トちゃん家」というお店ではおつまみとして「ホモソーセージ」がメニューにあります。
また、串揚げメニューに「ビタミンちくわ」も。
●まとめ
「ホモソーセージ」は株式会社丸善の商品。東京の会社だがその出荷先のほとんどが長野県である。
魚肉ソーセージとしておやつやおつまみ代わりはもちろん、ウインナーの代わりとして料理にも使われ、長野県民の食卓に大変なじみのある食材。
長野県以外でも売っているところもあるようだし、ネットでも購入できるので「ホモソーセージ」を見かけた際は試しに食べてみるのもいいかもしれませんね!
最後まで読んでいただきありがとうございました!