こんにちは。まじこです。
1998年2月7日から2月22日まで開催された20世紀最後の冬季五輪「長野オリンピック」。その表彰式会場となったのが長野県長野市問御所にあるセントラルスクゥエアです。
現在は2020年春にオープン予定の都市公園の整備が進められているところなのですが、都市公園より一足早い2019年4月1日に公衆トイレと喫煙所がオープンしました。
どんな公衆トイレと喫煙所になったのか、実際に行ってみたのでご紹介します。また、2020年完成予定の公園についても調べてまとめました。
●セントラルスクゥエアとは
セントラルスクゥエアとは、長野オリンピックの表彰式会場。
オリンピック後「セントラル・スクゥエア駐車場」という有料駐車場として長年営業していましたが、2018年7月に営業を終了し閉鎖。8月から再整備の工事が始まり、2020年春に都市公園をオープンする予定です。
長野県長野市鶴賀問御所町1310
長野駅から善光寺へ続く「中央通り」と呼ばれる通り沿いにあります。
●公衆トイレと喫煙所が先にオープン
都市公園より一足早く、2019年4月1日から公衆トイレと喫煙所がオープンしました。
中央通りは長野駅から善光寺へ続く通りで、市民だけでなく観光客もたくさん通ります。しかしながら今まで中央通り沿いには市が設置する公衆トイレがありませんでした。
市民や観光客の利便性に配慮して公園よりも1年早く公衆トイレをオープンすることに。
・公衆トイレ
公衆トイレは化粧室や授乳室のほか、人工肛門や人工膀胱を設けた人「オストメイト」に対応可能な多目的トイレも設けられています。
男女それぞれのトイレにおむつ交換台があります。
・喫煙所はJTが寄付
2018年4月に長野市が歩きたばこを禁じる改正ポイ捨て防止条例を施行したのですが、都市公園の整備に伴い喫煙所の新設を打診。日本たばこ産業株式会社(JT)上信越支社が応じる形で喫煙所の設置となりました。
喫煙所の寄付に対して長野市長からJTの支店長へ感謝状が贈られました。
●今後完成の都市公園について(予定)
先に公衆トイレと喫煙所がオープンしましたが、2020年4月に都市公園が完成予定。どのような公園になるのでしょうか。
「まちなか広場整備事業」の説明会資料 を参考に今の時点でわかっていることをまとめました。
・表参道長野オリンピックメモリアルパーク
「セントラル・スクゥエア駐車場」の閉鎖前からある既存のメモリアル広場はそのまま。長野オリンピックの表彰式で使われたステージと表彰台、ミニ聖火台などがあります。
・にぎわい広場
屋根付きステージがある広場。噴水も設置
・休憩施設
屋根付休憩デッキ
・遊具
親子連れの利用を見込み遊具を設置し、水場も設ける
・多目的スペース
平常時は公園利用者用駐車場(21台分)、イベント時はシャトルバス乗降場などの利用を予定
・名称
セントラルスクゥエアの再整備は「まちなか広場整備事業」としてはじまり、公園の仮名称も「まちなか広場」でした。しかし、公園名はセントラルスクゥエアとなる予定です。
●他の長野オリンピック施設は今どうなってる?
セントラルスクゥエア以外の長野オリンピック施設はその後どうなっているでしょうか?
こちらの記事で詳しくまとめました。
最後まで読んでいただきありがとうございました!