こんにちは。まじこです。
長野県と言えば野菜や果物の産地として有名で、それらを使った郷土料理もたくさん!
今回は長野県の初夏の郷土料理「たけのこ汁」の作り方と、「たけのこ汁」が食べられる飲食店をご紹介します。
●長野県の郷土料理「たけのこ汁(たけのこじる)」
長野県の北信地方の郷土料理で、根曲がり竹とサバ缶の味噌汁のことを「たけのこ汁」と言います。
初夏の定番料理のうちのひとつです。
お義母さんに教えてもらった「たけのこ汁」は根曲がり竹とサバ缶のみの味噌汁ですが、玉ねぎや山ウドなどを入れたり、また、根曲がり竹でなくハチク(淡竹)を使ったりする場合もあります。
・根曲がり竹(ねまがりだけ)
\根曲がり竹!/
細長い!!
根曲がり竹は、直売所や道の駅などはもちろん、時期になるとスーパーでも買うことができます。
根曲がり竹の隣にサバ缶も一緒に置いて売っているところもあります。それほど「たけのこ汁」はおなじみの郷土料理なんです。
また、山に行って採集する人からお裾分けでいただくこともあります。
※自分で採る場合は採集禁止の山域もありますのでご注意ください
●まじこ流 「たけのこ汁(たけのこじる)」レシピ
お義母さんに教わったレシピを、我が家向けにアレンジした まじこ流「たけのこ汁」です。
「たけのこ汁」に限らず、料理のレシピはご家庭によってさまざま。これが「長野県のたけのこ汁」ではなく、あくまで「まじこ流」なので、いろんな方のレシピを見てみるのも面白いですよ!
・材料
サバ缶(鯖の水煮缶) … 適量(今回は2缶)
味噌汁 … 適量(今回は約2リットル)
・根曲がり竹の皮の剥き方
根曲がり竹の皮の剥き方は、お尻の方から包丁を入れ、頭の方に向かって切り込みを入れます。
あとは切り込みから皮を剥いていくだけ。ちなみに、切り込みなしでも皮に沿って剥がしていけば剥くことができます。
子どもと一緒に皮剥きできるので食育にもいいですね。
・作り方
「たけのこ汁」の作り方はとっても簡単。いつもの味噌汁の具を根曲がり竹とサバ缶にするだけです。
1、根曲がり竹の皮を剥く
根曲がり竹の皮を剥きます。この日は幼稚園児の娘と一緒に皮剥きしました。
子どもが剥くと折れてしまう場合もありますが、切って使うから全然問題なし!
2、根曲がり竹を切る
先端の皮は固いので、長めに切ってさらに皮を剥いてください。
こんなに剥いていいの?これ身がなくなっちゃうよ…と思うくらい剥いてOK
根本や節などの固いところは切り落としながら輪切りにしていきます。
3、根曲がり竹を茹でる
根曲がり竹はあくがあまり強くないので、あく抜きを必要とするほどではありません。
茹でたお湯のままお味噌汁にします。
4、サバ缶(鯖の水煮缶)を汁ごと入れる
根曲がり竹を茹でたらサバ缶(鯖の水煮缶)を汁ごと投入!
身は軽くほぐします。
5、味噌汁の味付けをする
いつもの味噌汁と同じように味付けします。私は顆粒だしと味噌で味付けしました。
完成☆
●「たけのこ汁(たけのこじる)」が食べられるお店
自分で作ったものもおいしいけど、県外から遊びに来て信州の郷土料理を楽しみたい人におすすめ!
長野県内で「たけのこ汁」が食べられるお店です。
・長野市「長野駅」周辺
・長野市「権堂駅」周辺
●長野県の郷土料理
「たけのこ汁」以外にも長野県にはおいしい郷土料理がたくさん!まじこ流レシピを紹介しているのでこちらも見てみてね。
最後まで読んでいただきありがとうございました!